[Top Page]

TSC e-learning 〜 第39回 応用力試験 Q1


0問中0問正解 (正答率0.0%) 0分00秒経過



第1問 13人中3人正解 (正答率23.0%)

【問】K リハビリテーション病院に勤務する管理栄養士である。患者は、67 歳、女性。夫は他界しており、娘家族と同居。健診で、高血圧症を指摘されていた。アテローム血栓性脳梗塞の発症後、急性期病院での治療を経て、右片麻痺に対する運動機能リハビリテーションのために当院へ転院してきた。軽度嚥下障害があるが、軟菜食と液体にはとろみを付けることで対応できている。脳梗塞の発症前は、身長156 cm、体重63 kg、BMI25. 9 kg/m2。食事は、娘が準備しており、間食に自分で買ってきたみたらし団子をよく食べていた。転院時は、体重55kg、BMI 22.6 kg/m2。血圧 120/62 mmHg。血清アルブミン値3.2 g/dL、eGFR 92 mL/分/1.73m2。安静時エネルギー消費量1, 100 kcal/日。

その後、食欲は徐々に回復し、リハビリも順調に進んだ。1か月後、外来通院できることが確認できたため退院となり、退院後の食事内容について栄養食事指導を行うことになった。入院中は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会の嚥下調整食分類 2021 のコード4(嚥下調整食4) の基準に合わせて、食事を提供していた。患者と家族に示す献立(料理) 例として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 全粥、かれい煮魚、鶏団子と里芋・人参の煮物、ふろふき大根の銀あんかけ、バナナ
  2. フレンチトースト、ひき肉入りオムレツ、コーンとキャベツのマヨネーズサラダ、みかん入りヨーグルト
  3. 全粥ペーストのゼリー、湯豆腐、かぼちゃの煮物、かぶの味噌汁(とろみ付き) 、プリン
  4. 軟飯、蒸し鶏の甘酢あんかけ、きゅうりと春雨の酢の物、豆腐とわかめの味噌汁、みたらし団子